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全日本ラリー選手権Rd9. in 高山 レポート

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全日本ラリー選手権Rd9. in 高山 レポート

2019年全日本ラリー選手権第9戦M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ
波乱のウエットターマック戦で優勝、シリーズ4位で終える


「PD YH ノートe-POWERニスモS」は、10月11日(金)〜13日(日)に岐阜県高山市を拠点に開催された2019年全日本ラリー選手権第9戦「第47回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2019」に参戦いたしました。

 全日本ラリー選手権で最も長い歴史を誇るラリーハイランドマスターズは、飛騨高山の舗装ステージが舞台。

しかし、今年は大型の台風が接近することが予想され、予定されていた日産自動車大学校の学生たちによるメカニック参加は、残念ながら、安全上の観点から見送りとなりました。

日産ノートe-POWER NISMO Sでの5戦目を迎えた伊藤隆晃/大高徹也組が、ターマックでのセットアップに手応えをつかんで臨みました。

伊藤は競技初日となる12日(土)午前中のステージで2連続ベストタイムをたたき出し、クラス首位に立ちます。

この日は、台風接近に伴い午後のステージがキャンセルに。翌13日(日)は、雨は止んだものの路面にウエットが残る難しいコンディションとなりました。

伊藤/大高組は、濡れた落ち葉で足下をすくわれやすい路面ながらもレグトップを奪う速さを見せ、順位を守り切って優勝を飾りました。

ドライバー 伊藤隆晃のコメント

「1年ぶりに優勝を飾ることができました。最終日の午前は路面がハーフウエットで落ち葉がたくさん落ちていたので、とにかく安全にマージンをかなり取って走りました。午後のセクションから路面が良くなったので、路面をよく見ながら踏めるところは踏んでいったことで、他と大きく離されることなく走ることができました」

なお、11月に予定されていた最終戦は、開催エリアが台風による甚大な被害を受けたことから、開催が中止となりました。この結果、今年の全日本ラリー選手権は第9戦までとなり、伊藤/大高組は、ドライバー部門4位、コ・ドライバー部門3位でシーズンを終えることになりました。今シーズンに渡るご支援、誠にありがとうございました。

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