11/23ツインリンクもてぎでおこなわれたEne-1 GPに、マイレッジクラブが参加してきました。
このレースは、充電式単3電池（エボルタ）40本を使用して、オーバルコース1周のタイムアタックと90分間の耐久を行い、それぞれの順位によるポイントの合計で総合順位が決まります。途中充電はできないので、電池をどう使っていくか（エネルギーマネジメント）が重要となります。

この日の天候は雨で気温も低くドライバーにも電池にも最悪のコンディションの中、タイムアタックがスタート。雨により前面スクリーンの視界が悪く、なかなか速度を上げることができずに大学・専門学校クラス6位でフィニッシュ。その後、視界を確保するために前面のスクリーンを切り取り、90分耐久に臨みました。
当校の作戦としては、電池の残量や気温の低さ、ウェットコンディションによる走行抵抗の増大を考慮し、無理に上位を狙わず堅実に走りチェッカーを受ける「ウサギとカメ」のカメ走法に徹することにしました。
耐久レースでは、チェッカーを受けたチームから優先的に順位がつけられる、途中でリタイアしてしまうとそれまでどんなに走っていても上位になることは出来ないというルールがあります。無理に走って電池を使い切ってしまわないように、ゆっくりでも最後まで走りきることができれば、結果が出せると信じて耐久レースに臨みました。
マシントラブルや電池切れでリタイヤするチームが続出、終わってみれば出走チームの約半分がリタイヤという過酷なレースでしたが、「カメ走法」に徹した当校のチームは無事完走！！
最終的に大学・専門学校クラスで2位となり表彰台に上がることが出来ました。

このクラスでの入賞は初めてだったので、みんなで大喜びの表彰式となりました。