日産栃木自動車大学校RCクラブは、11月22日～24日に行われたラジコンドリフト日本一を決める大会「ALL　JAPAN　E-DRIFT　CHAMPIONSHIP　2019」に学生２名と教員１名で参加してきました。春頃から全国17か所で予選会が行われ、８月の関東地区予選で権利を獲得しました。本選に向けては、TOPLINE様、双葉電子工業様との合同練習会にも参加させて頂き準備を進めて参りました。実習場には本戦を想定したレイアウトでコースを作り、走らせ方の研究や車両のチューニングを行い本番に備えました。
　本戦は愛知県セントレア中部国際空港内の特設会場で３日間を通じて開催され、１日目は練習日、２日目は予選、３日目は予選＆決勝というスケジュールで行われました。練習日には路面とタイヤの感触を確かめ、車両のセッティングを煮詰めます。予選は単走２本で争われ、ベストスコアで競います。RWD部門は130名程のエントリーがあり、大変激戦となりましたが、會田優人君が３位、伊藤充輝君が11位で、決勝進出を決めました。決勝は、トーナメント方式の追走競技で争われ、伊藤君はベスト16、會田君はベスト８での敗退（リザルトは5位入賞）となりましたが、二人とも見応えある素晴らしい追走を見せてくれました。
　1/10スケールのラジコンカーですが、コンピュータシステムを使った審査や映像、音響による演出の中で、メーカーワークスドライバー、プライベートドライバー入り乱れての競い合いが絶えず行われ、モータースポーツの醍醐味を十二分に味わえる素晴らしい大会でした。この大会を通じて、学生は技術面だけでなく精神的にも大きく成長することができました。

主催者をはじめ、この大会の運営に携われた皆様、参加された選手の皆様、技術的に支えて下さったTOPLINEチームのメンバー、双葉電子工業様本当にありがとうございました。