1級工学科3年生の課外授業です！

三重県鈴鹿市にある｢鈴鹿サーキット 交通教育センター｣にて安全運転について教えて頂きました。講習では、VDC機能(走行中の横滑り状態をセンサーで判別し、走行時の車両安定性を向上させる機能)の有無と、FR(前輪駆動)・FF(後輪駆動)の差による自動車の挙動について実際に体感できました。
驚いたのは、VDC機能があっても横滑りするということでした。先進安全装備があっても、やはり運転する人の安全に対する意識が大事だということを、改めて学ぶことができました。
また、安全運転には、使用者の日常点検の定期的な実施と正しいシートポジションも重要だと知りました。日常点検の覚え方は｢ブタと燃料(1.ブレーキ 2.タイヤ 3.灯火類 4.燃料)｣で、それぞれ要点を踏まえて点検を行いました。
また、シートポジションでの運転の違いでは、シートバックの角度により、視界が狭くなったり、咄嗟の適切な運転ができなかったりというのを体験できました。
講習を通して、整備士の観点からも気付くことが3点ありました。①1回の事故で多くの人を巻き込むことになり、そのたった1回で多くの信頼を失うこと。②事故を防ぐために、日頃の運転に十分注意を払うこと。②、整備士として周りへの注意喚起をしていくこと。今回の講習で学んだことを活かして行きたいと思います。
貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました！