日産就職1年生OBのクルマが透ける最先端整備授業!OB同期がつなぐお客さま対応が日産社内HPで公開!

嬉しい来校とNEWSがあった。
日産横浜校は卒業したら終わりではない!その活躍の様子は様々な形で私たちに伝わってくる。以前紹介した「横浜校OBの全国サービス技術大会優勝」もそうだが、今回の一つは4月に日産自動車に就職したばかりのOBが最新の整備技術の講義に来校したこと。タブレットをエンジンルームにかざすとその配線やコネクタが全て見える技術。「すげぇー!」「かっこいい!」「めちゃ分かりやすい!」。学生たちの驚きと嬉しそうな反応が印象的だった。デジタル化は加速している。これなら新人も安心してボンネットを開けられる。もう一つはVRによる仮想整備。今回の授業では絶縁グローブをしないで電気自動車を整備する際の危険性をシュミレーション。自ら仮想現実の中で体験して安全性の理解を深める。「めちゃリアル!」「手袋してて良かった!」と学生の声。現在開発中だ。どちらもテキストには載っていない最新の整備技術。こういことを学ぶチャンスがあることにメーカー校ならではのメリットを感じる。また社会人1年生ながら日産社員として落ち着いて学生達の教える姿は学生時代のオープンキャンパスのインストラクターで養った素養と、後方に列をなす先生方も口元を緩めて聴講していた。
もう一つは突然日産自動車のホームページに載ってきたOBの顔写真。どこかで見たことのある顔。そう6年ほど前に卒業した2名。今は神奈川県の別々の店舗に努めるが同期のクラスメイト。この2名が入庫先店舗を変更したお客さまを一人が送り出し一人が受け止めて対応。お客さまとの会話の中で二人がつながった。こういった会社をあげての対応・体制は疑いなく会社・NISSANブランドへの信頼につながる。今では送り出した店舗のメカニックのことも話題にしながらお客さまとの信頼を深めており、この「つなぎの対応」「形だけではないお客さまへの思い」が日産自動車からチーム賞として表彰され、日産の社内ホームページに大きく報じられたのだ。当時の担当教員は「手を焼かせた学生」と言いつつ、「『応対は心』の教えは生き続けてくれている」とどこか誇らしげに見えた。
卒業したら、就職したら終わりではなく、その卒業生が社会に飛び立ち活躍してくれることを先生たちは願っている。またその報告が何よりも嬉しいNEWSであり先生たちのモチベーションの礎にもなっている。社会で大きくはばたけ卒業生!!